kasperskyが入っているMacでhomebrewなどのパッケージ管理ソフトを使いinstallするとエラーがでる問題を解決した
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はじめに
mac のパッケージマネージャーである homebrew にて、インストール時に
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といったエラーが発生したため、調査および解決策をまとめてみました。
TL;DR
- ウェブ保護を無効にする
- 各パッケージマネージャに CA 証明書を設定する
原因調査
発生しているエラーがどういったものかを調査したところ、
- エラー内容の通り、SSL 周りでエラーが発生している
- WSL(Windows Subsystem for Linux)でも同様の問題が起きている
- kaspersky がいたずらしているみたい
ということが分かりました。 どうやら、ウェブ保護を行う際に Kaspersky さんが MITM(中間者攻撃)の動きをしているため発生している問題みたいです。
中間者攻撃はJPRS 用語辞典|中間者攻撃(man-in-the-middle attack)がわかりやすいです。
Kaspersky 的には、
「中身をチェックして確認してから渡したるわ」
ということだと思うのですが、これのせいでダウンロードできなければ意味がありません。
解決策 1
ウェブ保護を無効化します。Windows ではポート単位で無効化できるみたいですが現在(2020-07-05)の Mac 版 Kaspersky には詳細設定がないみたいです。なので、ウェブ保護全体を無効化するしかなさそうです。
解決策 2
参考にした Qiita のエラー文面とは違いましたが、おそらく同じ原因なので掲載します。 CA 証明書を設定して、「Kaspersky は間に入っても良いですよ」という設定にすることで回避ができるみたいです(未検証)。
やり方は[参考:6]を参照してください。
さいごに
あちこちのパッケージマネージャに設定するのはちょっと面倒くさい。
他に良い方法を提示されている方、知識を持っている方は是非連絡ください。
また余談ですが、WSL では 2019 年あたりに解決されている問題らしい[参考:3](できてないと言っている人もいる)ので、もしやすると Kaspersky 側で対応されているのかもしれないです。