エンジニアのための日本語文章テクニックを読んだ
2020-5-25 |
2020-5-28 |
2 min read
Contents
はじめに
結構前に買った本を読んだので、メモおよび感想を書きました。 お昼の一時間にぱぱっと読めるぐらいの量なので、気軽に読めました 👍
読みやすい文章とは
読みやすい文章 = 流し読みできる文章
読みやすい文章 ≠ 魅力的な文章
- 流し読みできる文章のメリット
- 読みやすさ
- 読んでもらいやすさ
流し読みで読める文章じゃないと、まともに読んでもらえない。
読みやすい文章にするには
読点を使う
読点を上手に使うことが重要になる。 読点は、 文章の強弱や区切りを明確化するため に存在している。 以下の箇所に読点を入れると良くなる。
- 要因と結果の間
- 主語の後ろ(先に[1]を適応する)
- 述語と離れている主語の後ろ
- 長くなった目的語の後ろ
- 述語と離れている目的語の後ろ
- 並列要素の間
- 時間を示す言葉の後ろ
- 独立後の後ろ
- 接続詞の後ろ
[1]は、関係性を明確化するため。
[2],[3]は、主語を明確化するため。
[4],[5]は、目的語を明確化するため。
読点は 4 つが限界で、それ以上長い文章の場合は、句点で区切るようにする。 読点は、基本的には 2 つペースで文章を書くのが良いと思った。
「文章に読点が多くなっている = 文章に内容を詰め込みすぎている」
各文章の役割を明確化し、分割することが重要。 この文章では、何を伝えたいのか?、何を示したいのか?を考えると良いかも。
漢字を安易に使わない
漢字が増えると密度が濃くなり、文章が黒くなる。 なので、「漢字を使う = コストを支払う」といった感覚が必要。 読者の年齢層に合わせて、漢字を使うかを判断する。
やりがちな文章
「〜することができる」は使わない。 「食べることができる → 食べられる」
さいごに
言われてみれば確かにといった内容でした。 改めて文章化、体系化された状態で見ると、理解しやすいと思いました。 また、本には使用例なども掲載されていたので、イメージしやすい構成になってました。 興味を持たれた方は購入してみると良いと思います。
【物理本】エンジニアのための日本語文章テクニック 〜明日から「読みやすいね」と言われよう!〜 - kanamezuki - BOOTH