新卒と2人でhtml5を勉強した話👨‍👦

 2019-10-17 |  2020-5-14 |  3 min read


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TL;DR

  • 何かをやらせるときは極力その子がやりたいことに沿って学習させる
    • ちゃんと意見を聞けていたら、その子からアクションを起こしてくれる
    • 相手が自由にできるように幅をもたせておくことは大切
  • コミュニケーションを取る
  • 相手のレベルを考える
  • 自分も知識が広がるようなものを取り組むと 👍

概要

9 月頃から、上司から
「新卒の面倒を見てやってほしい」
「案件で使う技術を使えるようにしてほしい」
と唐突に言われ、
WTF と心で思いつつ学習プランを新卒と練り、1ヶ月半過ごしました。
新卒は経済学部出身なので、ちょろっと研修(2 ヶ月)+OJT で学んできたぐらいの知識です。

やる前に話し合ったこと

新卒と話し合う 🗣

何をするかも決まっていなかったので
楽しいことは自分で学習する気になるという考えから
まず、技術の中で何が一番やってて楽しかったかを伺いました。

新卒はhtmlが好きでやりたいと話してくれました。
案件では、SpringBootを利用した基幹システムの改修を行っているので
html5は関係なくはないけど、どちらかというとJavaとかSQLJSgitを学んでほしいというのが正直なところでした。

htmlが好きということなので、とりあえず以下の方針で
まずhtml5と何をするにしても必須のツールであるgitについての勉強をしていくことになりました。

  • html5 の資格があるので、これの参考書の選択問題を毎朝約 15 分だけやる
  • gitについて、簡単にまとめてくる(まとめ方は自由)

実際にやってみて

html5 の勉強について

毎朝 15 分だけ  かつ、好きな内容だったので比較的スムーズに学習が進みました 🤗
また、html5css3を利用したアニメーションの技術資料展開も行ってくれました 😯

良かった点

  • 自分自身でアニメーションを学習/発表してくれたこと
  • 楽しく学習してくれたこと
  • こちらも勉強になったこと(ServiceWorker や IndexedDB などは知らなかった)。

git について

3 日ぐらいで Excel にまとめてきてくれました。(Excel はやめてくれ 😇)
この後、この資料を元手にプレゼン資料を作成してもらい、gitについての発表を行うまでに至りました

良かった点

  • 時系列的にはhtmlよりもこちらのほうが先に発表したので、発表するというきっかけ作りになったと感じている
  • 発表させることによって、何が足りていないのかが明確になった
  • 何かの経験をもたせるために外発的動機づけ(罰と報酬)を行うのは、ありだと思った(キッカケとして行うこと)

まとめ

やはり、今回比較的スムーズに進んだ点として
相手のやりたいことをやらせる/やるっきっかけを作る
のが自主的に学習させるための一歩なのかなと思います 😉
また、やりたいことのヒヤリングなどを行うときには事前のコミュニケーションが重要とも感じました。


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